今川氏のお家騒動「花蔵の乱」の舞台となった花倉城跡など、今川氏の縁あるスポットを歴史に思いを馳せながらじっくり歩くさんぽコースです。
花倉城跡は市指定史跡になっており、駿河国主となった今川氏が葉梨周辺を治めるために築いたと伝えられています。天文5年(1536年)に勃発した花蔵の乱において最終決戦の舞台となったことでも有名です。城は296mの山頂付近にあって、本曲輪・二の曲輪・堀切などの遺構が残っており、山頂まではハイキングコースを歩いて行くことができます。
もっとみる偏照寺は以前、偏照光寺と呼ばれ、今川家二代範氏が葉梨郷に進出し、花倉城を創築、麓に居館をつくったころの創建といわれています。後に玄広恵探も住していたことから恵探は花蔵殿と呼ばれていたそうです。花蔵の乱の際、偏照光寺は焼失しましたが、元亀2~3年(1571~2年)頃になり、名を偏照寺に改め再興され現在にいたっています。境内には、範氏と嫡子氏家の墳墓が発見され、二基の五輪塔が建立されています。
もっとみるしっかりと味が染みたおでんや、クレープが人気の昔ながらの駄菓子屋さん。生地はもちもち、クリームたっぷりのクレープはリピーターも多数!週末は居酒屋としても営業中。種類豊富なメニューが楽しめる「入口屋」にぜひ一度お越しください。
もっとみる嘉慶年間(1387~1388年)に今川家三代泰範公が開基として開創され、戦国の大軍師でもある、太原雪斎(たいげんせっさい)和尚が眠る由緒あるお寺です。今川泰範は花倉城を築いた範氏の次男であり、若い頃は鎌倉建長寺に入り修行をしていましたが、兄の氏家が若くして亡くなったため、今川三代を継ぎました。範公が眠る"五輪塔"や今川義元を政治・軍事の両面で補佐する軍師でありながら名僧であった"太原雪斎の無縫塔"が見どころです。
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