藤枝宿

藤枝宿の歴史を感じる
さんぽコース

藤枝宿の歴史を感じる さんぽコース

“あくなみさん”の愛称で親しまれる「飽波神社」や、徳川家康ゆかりの「田中城」など、藤枝市の歴史が詰まったスポットを巡るコースです。

おさんぽデータ

  • iconゆっくり歩いて 約90分
  • iconトータル歩行距離 約4km
  • iconおすすめの時間帯 9:00〜17:00

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神社・仏閣蓮生寺

平家物語「敦盛の最期」で敦盛の首をとり、のちに出家した熊谷次郎直実ゆかりの寺。藤枝宿の長者であった福井氏が、熊谷次郎直実(法名・蓮生)の法力を畏敬し、弟子となり家財を投げうって建立したと伝えられています。田中城藩主・本多氏の菩提寺としても有名です。境内のイブキは藤枝市の天然記念物に指定されています。

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買い物・特産品紅家

慶長年間創業。田中城に菓子を納めていたと伝えられる御用菓子司です。徳川家康への献上柿にならって考案された「長寿柿」は、柔らかい干し柿に手練りの白あんを詰め、氷餅をまぶした銘菓。なめらかな口当たりで食べ応えもあり、茶菓子や手土産におすすめです。そのほかに、いちじくや杏をつかったお菓子も人気です。

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神社・仏閣大慶寺 久遠の松

大慶寺は藤枝宿の本陣近く、宿場町の中央にあり、田中城の祈願寺として信仰を集めた名刹です。境内には、根周り約7m、樹高約25mのクロマツが四方に枝を伸ばしています。「久遠の松」と呼ばれるこの松は、約770年前に日蓮聖人が比叡山で学んだ帰りに未来永久に仏の道が栄えることを祈願して手植えしたと伝えられ、「日本の名松100選」と静岡県の天然記念物にも指定されている名木です。高い建物の無かった江戸時代には、藤枝宿の目印として多くの旅人を導きました。日本遺産構成文化財のひとつです。

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神社・仏閣飽波神社/飽波神社大祭の奉納踊り

飽波神社は、仁徳天皇6(318)年創建と伝えられる、志太平野最古の社で、平安時代に編纂された「延喜式神名帳」に記載のある格式高い神社です。地元では「あくなみさん」と呼ばれ、開運厄除のほか、サッカー上達祈願などでも親しまれています。長唄・三味線・囃子方の演奏で地踊りを披露し、屋台を曳き回す「藤枝大祭り」が3年に一度、盛大に執り行われます。このお祭りは江戸時代の藤枝宿場町の祭礼にルーツを持つとされ、明治時代以降に現在の形式が定着したといわれています。この大祭りで披露される地踊りは、「飽波神社大祭の奉納踊り」として市の無形民俗文化財にも指定されています。(「飽波神社大祭の奉納踊り」は日本遺産構成文化財です)

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文化財史跡 田中城下屋敷

田中城は、駿府城の西の守りとして重要な役割を担っていたほか、徳川家康が鷹狩りの際に度々滞在したと伝えらています。本丸を中心に4重の同心円を描く円郭式城郭が特徴の全国的にも珍しい城でした。かつての本丸は現在の西益津小学校に姿を変えましたが、江戸時代後期の田中藩主庭園跡に本丸櫓を含むゆかりの建物を移築・復元し、今も美しい庭を散策することができます。日本遺産構成文化財のひとつです。

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