7月11日(日曜日)に葵生涯学習センター(静岡市)で、日本遺産認定1周年を記念した「駿州の旅日本遺産シンポジウム」を開催しました。
日本遺産を生かした地域づくりに関する基調講演や、各宿場で地域づくりに取り組む方々によるパネルディスカッションを行い、150名の参加者は、熱心に登壇者の話に耳を傾けていました。
前半は、クラブツーリズム株式会社テーマ旅行部の成瀬純一氏を講師にお招きし、「観光とは地域の光を学び知ること」をテーマに基調講演を行いました。日本遺産を活用したテーマ旅行の先進事例を基に、地域に光を当て、活用していく手法や取り組み方などについてご講演をいただきました。
後半のパネルディスカッションでは、宿場の活性化、地域づくりに関する事例紹介や今後の取り組みなどについて意見交換を行いました。
パネリストの蒲原西小学校南條校長からは、子供たちの郷土愛醸成や授業への取り入れ方の手法を、大慶寺の大場住職からは、日本遺産を活用したクラウドファンディングの事例などの紹介がありました。その他にも丁子屋第14代柴山氏、道の駅宇津ノ谷峠「おかべ茶屋」店長大石氏が参加し、今後の地域づくりのヒントになる貴重な意見をいただきました。
今後も、地域の方々と協力・連携をしながら、日本遺産を活用した地域づくりに取り組んでいきます。
また、シンポジウムの様子は、後日YouTubeにて配信予定です。今回参加できたかった方はぜひ、ご覧ください。