藤枝宿の西木戸(西の出入口)に位置する瀬戸川と金比羅山周辺は約1,000本もの桜が咲き誇る藤枝を代表する桜の名所です。特に、瀬戸川左岸堤には長さ約2kmに渡り桜のトンネルが続き、その長さは東海地区最大級と言われています。見ごろを迎える3月下旬から4月初旬にかけて「金比羅山・瀬戸川桜まつり」が開催され、夜間のライトアップも行われます。
この付近は、江戸日本橋から数えてちょうど五十里(約200km)。現在、瀬戸川には大きな橋が架かり人も車も苦労なく両岸を行き来することができますが、江戸時代このあたりは橋を架けることが許されず、人々は濡れながら歩いて川を渡っていた場所でもあります。
美しい桜のトンネルとあわせて、江戸時代の宿場の面影を探しながら街道周辺をのんびり散策するのもオススメです!